教室について
"みみをすます"は、沖縄県よみたん村にある小さな教室です。
森のようちえんとシュタイナー教育の理念を軸に、自然あそびと芸術を通しての学びの場をつくっています。
手と体、そして心を動かして、十二月の季節の呼吸、自然の音色、歌、物語にみみをすます。
季節の巡りと共に
季節の巡りや自然のリズムは、私たちの情緒と共鳴しています。
季節の行事、季節の歌、おとぎ話と共に手を動かし、大きく呼吸するように季節の流れに沿って生活することで、心身ともに調和のリズムで満たされ健やかに成長していきます。
住んでいる地域の環境、文化、伝統を大切にしながら、世界にも目を向け、季節の巡りを感じながら学ぶ時間を大切にしています。
頭と体と心を使って
頭と心と体の成長はいっぺんに行われるのではなく、ふさわしいものがふさわしい時期に子どもの中で成長していくと考えます。
子どもの学びで大切にしているのは、知識や技術を身につけることより、体と心で感じること。
小さな子どもは頭を使うより、実際に手で触れたり、物語を聞いたりして体験することの方がぴったりきます。
外に出て自然に触れ、体を使って遊び、絵を描き、手を動かし、物語を聞いて心を動かすということ。
子どもの頃、美しさを通して育てた豊かな想像力はやがて思考力に変容し、崇高なものを自分の中に持てるようになっていきます。
体と心をたっぷり使って学び、自分の頭で考え、自由に羽ばたいていくことを目標にしています。